[機種(台数)]ECO-POWER 2500 (1台)
[日数プラン]1日~3日間プラン
[使用目的(用途・使用機器・使用時間等)]
用途:法定停電
使用機器:CO2インキュベーター350Wを3機、冷蔵庫
使用時間:10時間
[ご使用頂いた感想(ご担当者様コメント)]
当日8:00に電源容量100%を確認して法定停電に挑みました。
昨年度と変わり機器が増えているので、増設バッテリーなしで10時間を乗り切れるかが肝でした。
電源保護対象はCO2インキュベーターと言って、細胞の培養環境を維持する機械です。
定格350Wを3機なので、理論値はバッテリー容量を超えています。
それに加えて冷蔵庫も接続しました。保冷剤を庫内に入れる事で
冷却稼働を最大限減らした上で温度ログを取るのが目的です。
消費電力はオーバーしていますが、常時フルロード負荷がかかるわけではないので
対応可能な範囲だと想定しました。
8:35に法定停電が始まり、そこからは1時間につき10%の容量低下が見られました。
12:30には57%、13:30には46%と想定を上回る消費電力でした。
そこで冷蔵個のログは諦めて切り離して、350W×3台の稼働としました。
そこからは容量降下が穏やかになりました。
15:00には残量33%となり、17:00には20%まで降下しました。
18時の電源復帰まで保つかと思いましたが、残量20%を切ったところでインバーターからの電源供給が途絶えました。
バッテリーのブレーカーは落ちておらず、原因は不明。
インバーターを再起動すると無事に電源供給されましたが再度遮断が起きました。
もう一度インバーターを再起動することで電力が流れ、
最終的には停電終了まで対象機器の電源供給は無事に終了しました。
最終バッテリー残量は18%を示していました。
残量低下と電圧降下は想定の範囲ないでしたが、やはりギリギリの数値設定は良くないのだと再確認しました。
来年度は増設バッテリーも発注して万全を期したいと思います。
それなりの消費電力にも拘わらず、残量20%まで安定して電力を取り出せるエコパワーの安定性が良く解りました。